ヨガをする上で大切にしてほしいこと

こんにちは！！

yogaschoolTSUNAGUインストラクターの手塚えりかです。

今回のコラムは、初めての方でも、もう何度もレッスンを受けている方にも心に留めてほしい、『ヨガをする上で大切にしてほしいことについて』です。

ヨガ と言うと、様々なポーズを一番に思い浮かべる方が多いのが現代のヨガのイメージ。

ヨガの本質はポーズではないけれど、私はそれでもいいとは思う。

何についても深く追求しないとその本質は見えてこないものだから。

そしてそのイメージのおかげでヨガの敷居が低くなってヨガを知ってもらえる機会も増えたと感じています。

でも、ヨガクラスに参加するのであれば、せっかくだから知っておいて欲しいことがあります。

ヨガクラスはヨガのポーズをするためにあるのではないということ。

ヨガとは、心と体と呼吸をコントロールして、今よりさらに健康な体と心を手に入れること。そしてその心と体のコントロールはヨガクラスにいるときだけじゃなく、日々の行いや考え方も影響するということ。

どうか、ヨガクラスに通ったら、自分自身とじっくり向き合う時間にして欲しいのです。

そのとき、心に傷はないか？疲れていないか？自分を大切にできているか？無理して周りに合わせて心が縮まっていないか？もしくはハッピーなのか？良いことがあって心が穏やかだと言うことに気づけているか？

心と向き合えたら呼吸に向き合ってみて欲しい。

観察した心の状態で、呼吸はどのように行えているか？呼吸が浅くなっていないか？力が抜けて胸いっぱいに酸素を取り込めているか？緊張してたっぷり吸うことが難しくなっていないか？

呼吸の状態と心の状態は密接に関わっているし、ヨガでは呼吸によって体に流れるエネルギーが活性化すると考えられています。呼吸が浅いとき、エネルギーの流れも悪くなります。

心と呼吸に向き合ったら体と向き合おう。

疲れている部分はないか？ポーズを取ることに必死になって無理をさせていないか？そんな人は、日常生活も形にとらわれて無理していることが多い。ついつい頑張りすぎている自分に気付いてあげよう。鏡に移る周りの生徒さんと自分を比べていないか？ヨガで大切なことは自分と向き合うこと。普段も周りと比べて自分自身の本質を見失っている場合があります。

ポーズ中は細かい部分にも意識を向けていこう。

手の先、脚の先、体の全てに意識を向けながらポーズを行って初めてポーズは完成です。どんなにきれいに見えるポーズでも意識が体から外れていたらヨガのポーズとは言えない。唯一無二の自分の体を丁寧に扱うことがポーズなのです。

ただそのポーズを行うだけでも、確かにストレッチ効果が期待できます。

でも、せっかくのヨガ。誰のためでもない自分のためのヨガ。

自分自身の時間を大切に使って、自分自身を大切に扱う。

そんな時間を過ごした後の自分と、なんとなーくヨガっぽいことを行った後の自分。

きっと明らかに違うと思います。