私が側弯症になったときのこと
私は14歳のときに、学校の内科検診で整形外科に行くように勧められました。
内科検診では、前屈してみてと先生に言われて、それで先生も気づいたようでした。
甲府市立病院の紹介状を書いてもらい、母と整形外科に向かいました。
30代くらいの男性の先生でした。

レントゲン写真を見て、先生が
「特発性側弯症だね。これは、もう治らないから。」
そう言うと、母がその当時不安に思ってたことを根掘り葉掘りきいていました。
私は、先生のその言葉を聞いて、『え?先生は治せないんだ。じゃーここでは話しても無理かー』と冷静に受け止めていたし、先生に対してなんて無責任な大人なんだろうと思ったのを覚えています。
とりあえず、コルセットを着けて様子をみるしかないと言われ、コルセット職人みたいなおじいさんを先生が呼んで、私の身体の型を石膏で作って帰宅。
コルセットが出来上がったと連絡があり、病院へ行くと、思った以上に大きいコルセット!!ロボットみたい!!
肌着にコルセットを着けて上から服を着るのですが、ぜんぜん隠せてないし。動きがもうとにかくロボットみたい。
これで毎日電車通学か。。。体育の時間はいちいち保健室に行って外すのか。。。いや、そもそもこんなの着けたくない。。。
すごく抵抗がありました。
とりあえず、装着してみたものの、蒸れてかゆい、見た目が気になる、寝付けない。。。
先生に治せないのに、あの先生の指示通りに着けていて意味ある?と思い始めたら着けるのが本当に嫌になってやめてしまいました。
(現代にはコルセットも様々な種類があって、コルセットの装着はした方が良いと思います。)

それからの私は、様々な整体やマッサージに通いました。
その頃にはすでに肩こりや頭痛、背中の痛みがあったので、整体やマッサージで背中の張りが改善していくと姿勢もそのときは改善されました。
ただし、これは一時の改善にしかならず、本当の意味でのアプローチにはなっていませんでした。
その後の私について、次回のコラムに書きたいと思います。
まーとにかく、病院の先生の態度!!!
今も鮮明に覚えています。
実は、この先生と、コルセットを作ってくれたおじいさん、癒着と不正でニュースになっていました。
ほら!信用しなくてよかった!!14歳の私、ナイス!w
やっぱり、ヨガでもなんでも、信頼関係って絶対に必要だと思います。
信頼って安心だ!
これは14歳の体験から確信しています。
私は生徒さんにもクライアントさんにも安心を届けられるような人物でいたいと心から思っています。