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身体が硬いとか柔らかいとか

こんにちは!!山梨県昭和町にあるヨガ教室yogaschoolTSUNAGUインストラクターの手塚えりかです。

 

 

 

体が柔らかい方が健康だと思っている方、もしくは体が柔らかい方が体にとっては良いという風に思っている方は、日本人の中ではとっても多いんではないでしょうか。

 

先ほどレッスンが終了して、ある生徒さんから「先生、左の股関節の方が伸びない、硬いんですけど、これってもっともっとやれっていうことですか?ストレッチやった方がいいですか?」って言う風に聞かれました。

 

その答えはNOです。

体が柔らかくあるべきだ、という概念を、まずはなくしていく方が良いと思うんですよね。

体が柔らかい方が健康的で、体が柔らかい方が怪我をしなくって、自分の体にとってはとても良いことだという概念を持っている方がたいさんいます。

でも、体操選手とか、バレエのダンサーの方々。

彼女たち、彼ら達っていうのは、ものすごく体が柔らかいわけですが、もし、「体がやわらかい=けがをしない」もしくは「体がやわらかい=不調が無い」のであれば、引退しなくていいはずですよね。

 

 

元体操選手の金メダリストである内村航平さんが引退する時に「もう体がボロボロだ」と言っていたことを記憶しています。

他の体操選手の方とかも見てると、腰が辛そうにしていたりとか、いろんなところにテーピング巻いたりとかしてるの見ますよね。

彼らは靱帯も伸ばしすぎてしまって、やっぱり関節とかボロボロなんですよね。

 

本来、靱帯というのは伸びてはダメなんです。伸びないはずなんです。

硬い靱帯であることが骨と骨を繋いでくれる役割をしっかりと果たしてくれる。

だけどそこをオーバーストレッチによって柔らかくしてしまうと、関節に緩みが出てしまって、本来は動くはずのない方向に動いてしまったりとか、本来はあるべきではない動きをその関節にさせることに繋がるので、関節は傷つきます。

そして正しく機能しにくくなっていくっていうことがあります。

 

 

例えば、昔のお相撲さんなんかは、股割って言って、四股を踏む時に足を広げますよね。彼らは広がらない場合は、無理やり伸ばしてましたので、多分、細かい靱帯は切れていた人も多いし、もしくは、すごく伸びきってしまっている。やはりお相撲さんの中でも引退をした後に、しばらく経って筋肉が落ちてきた時に杖を突く方っていうのはとっても多いですね。

 

私なんかも、もうもはやオーバーストレッチですよ。

伸ばしすぎている。だから、股関節とか、将来的には、もうちょっと気をつけないと、杖とかつかないと股関節が安定しないとか、っていうことに繋がってきます。多分そうだろうなと思うので、筋肉を落とさないことっていうのは、私の将来的な課題になるのかなあっていう風にも感じています。

 

だから、そもそも体が柔らかい方が良いというマインドを、まずなくした方がいいと思います。

今、手のひら、右手、左手見てみてください。指紋違いますよね。

だから、右側左側の違いがあって、当たり前なんです。

指紋が違うのと同じように、私たちの右左の骨格も違いがあるんです。

全てのものが左右対称であるっていう、そっちの方が良いっていう概念も、ちょっと間違っているかなっていう風に思います。

 

例えば開脚をして前屈をする。

右が心地いいストレッチ、左が心地いいストレッチ。それでいいんだと思うんです。

そもそも股関節の形でさえ右左で違う股関節の骨の頭が股関節にハマっている感覚が右左で違う人は、とっても多いです。むしろ、股関節左右差が全くない人っていうのはいないんじゃないかなっていう風に思います。

 

なので、開脚をして前屈をして、右左に差が出るっていうのは当たり前なことだし、それが悪いことではない。

そして、硬い方が良くないんだということで、そっちをたくさんストレッチするっていうことも、あまりお勧めはできないです。

もちろんこれが、例えば体操選手で、それが自分の成績を上げることに必要であるんだったらそうするべきなんですが、基本的にはヨガでそれをしていくっていうのは、間違っているかなという風に思います。

むしろ、右の心地よさ、左の心地よさを同じようにしていって、自分のマインドのバランスを取っていくっていうことが、すごく重要になります。

体が硬くて、嫌だなあとか、体が硬くてヨガに抵抗あるなって言う方がいたら、まずはそんなのは頭の中から消し去っていただいて。体というのは硬くてもいいんです。

 

 

硬いことで、もちろん弊害があったら少し柔らかくした方がいい。そして私たちには、適正稼働範囲というのがあるので、その範囲よりも狭いと、ちょっと日常の動作が制限がかかってきます。

例えば、腕を上げて、手のひらが肩より上まで上がらないっていう場合は、高いところにある物を取れないので、ある程度は上がるようにしといた方が良いですよね。

もしくは、足が前後とかに肩幅1個分ぐらいしか広がらないってなると、高い段差が上れなくなってしまうので、それは少し改善できるのであればしていった方がいいかなと思います。

基本的には日常の動作が問題ないのであれば、そこから無理に体を柔らかくしていく必要はないかなという風に思います。

しかーし!!!

そもそも私たちは年を重ねるごとに、何もしなかったら体が硬くなってしまう。だから、これ以上は硬くしたくないっていうのはあります。

今体に痛みがない状態であれば、これ以上柔らかくする必要もないんですが、硬くしたくない。

年を重ねるごとにどんどんどんどん硬くなってしまう私たち。

軟骨も骨化していってしまいます。

なので、できるだけしなやかな体を保つために、そういう意味でヨガをやるとか、普段から運動をしていくっていうのはとっても重要なことかなと思います。

 

 

体の柔軟性は求めなくていいけど、年を重ねるごとに筋力が低下することで、不都合な事実がみえてくる。

その不都合な事実とは?

次のコラムに続きます。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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