【生徒さんの声】呼吸を意識したら目がすっきりしました!
昨日レッスンへご参加くださった生徒さんから、帰りがけに声をかけていただきました。
前回のレッスンのテーマが『呼吸』でした。
私たちは一日に多い方で2万回ほど呼吸をしているといわれます。
この呼吸、身体の活動の一つです。
しっかり呼吸の活動が行われると、血液中の酸素濃度が上がり、脳の活性化や免疫力の低下予防、自律神経の調整など体に良いことがたくさんあります。
しかし、身体の活動のひとつでもある呼吸を間違った方法で2万回もしていたら??
2万回、体に何かしらの負担をかけているとも言えます。
もしくは、正しく呼吸が行わることで人間の持つ身体の機能が正しく働くはずではないでしょうか?
「正しい息をする」とは?:呼吸筋と自律神経の密接な関係
「正しい息をする」とは、単に息を吸ったり吐いたりするだけでなく、呼吸を司る筋肉(呼吸筋)を正しく使うことを指します。
自律神経は、「吐く」と沈静化の副交感神経が、「吸う」と活性化の交感神経が優位になるよう刺激されます。この切り替えが重要です。
吐く際に人は自律神経の一つ、副交感神経(沈静化)が刺激されます。
吐く際にあばら骨が内側に縮むような呼吸筋の働きがあって副交感神経が刺激されます。
逆に吸う際には、交感神経(活性化)が刺激されます。
吸う際にあばら骨が広がり、肺が360度広がっていきます。
胸だけでなく、背中の方にも広がるイメージです。
自宅でできる!まずは3分「座って深く吐く」呼吸法
「呼吸が浅くなっていたり、なんとなくスッキリしなかったり…」そんな体の不調がある方は、ぜひ座ってこの呼吸を3分試してみてください。
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座る: 椅子に浅く座るか、床に座って背筋を伸ばします。
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意識: 片手をお腹に、もう一方の手をあばら骨の下(肋骨の下部)に添えます。
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吸う: 鼻からゆっくり息を吸い、お腹とあばら骨が横に広がるのを意識します。
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吐く(重要): 息を吐くときに、添えた手を使いながらお腹を薄くし、あばら骨が内側にキュッと縮まるのを感じながら、最後まで息を吐き切ります。(あばら骨は折れやすいので優しくね!!)
現代人は、姿勢も悪く、呼吸が浅くなっている人が多いです。
姿勢が悪かったり、呼吸が浅いと、あばら骨が呼吸によって動くことはなく、背中や胸、肩回りなどは固まったまま過ごすようになってしまいます。
多くの場合、交感神経が優位になり、仕事中は戦闘モードの私たち。
その姿勢のまま食事をして、その姿勢のまま眠る。
身体にON、OFFの切り替えが無い。
いいわけないですよね!!
だから、吐くときには吐くための動作、吸うためには吸うための動作をきちんと行って、自律神経のバランスを取ることがとても大事なのです。
ぜひ実践してみてください!
ヨガでは、呼吸をとても大切にします

ヨガでは呼吸は、浄化法であり、身体に流れるエネルギー(プラーナ)を循環させるものです。
解剖学的にも、ヨガ哲学的にも呼吸はとても大切。
そもそも息をしないと死んでしまう!!w
呼吸が浅くなっていたり、姿勢が気になったり、なんとなくスッキリしなかったり、そんな体に不調があるかた、呼吸を深めてみてください。
これを数秒ではなく、1時間ほど行うのが、当教室で行うレッスンの醍醐味です。
え?1時間も呼吸に集中できないよ!という方。
レッスンへぜひご参加ください。
呼吸を意識しながら1時間のレッスンなんてアッという間に過ぎてしまいますよ。
これから寒くなる季節です。
体も縮こまりやすくなります。
そんなときこそ、大きな呼吸で体を温めましょう!
【山梨県昭和町のヨガ教室yogaschoolTSUNAGU】
当教室では、インストラクターの手塚えりかが、お一人おひとりの体の状態に合わせた正しい呼吸法とポーズを丁寧に指導しています。
yogaschoolTSUNAGU 場所:山梨県昭和町河東中島2053
ご予約・お問い合わせは[こちらから]お願いいたします。
注)緑内障の方は医師の許可の元、ヨガレッスンへご参加ください。