正しい音には力があるといわれます
先日、琵琶奏者の方がテレビに出演されていました。
琵琶の音をきちんと聞いたことがなく、とても引き込まれました。
基本的には、琵琶奏者は、目の不自由な人のためにも、音で物語を伝えるために琵琶を鳴らして表現したそうです。
語り部ということですね。
琵琶は楽器というより、物語の一部であり、音そのものが世界を作る。
琵琶を弾くと楽器と体が音とともに共鳴するのだそうです。
↑私がテレビで見たのは東儀秀樹さんではないですが、youtubeで見つけたので、琵琶を聞いたことが無い方はぜひ聞いてみてください!!
琵琶奏者が物語を伝える前に出す音、今回テレビ出演されていた方は結界なのだとおっしゃっていました。
なるほど。
ヨガでは、正しい音にはエネルギーがあると説かれています。
音の力で浄化や瞑想の深まり、心の止滅へと導いてくれるといいます。
これ、琵琶とヨガは一緒だなと。
(この時点でめちゃくちゃ琵琶に興味が湧き出していますw)
ヨガでは、キルタンといって、マントラ(神聖な音の響き)を唱えながらインドの楽器を奏でるという、歌う瞑想があります。
インド人の先生と一緒にやったことがありますが、とても心地よく、でもエネルギッシュで終わったころには頭がすっきりしていたのを覚えています。
先ほどの琵琶奏者の方は、河原でよく練習をしたのだそうです。
そうすると、琵琶の音とともに虫の声、鳥の鳴く声、風の音、水の流れ、子供の声。。。色んな音が聞こえてくる。
自分たちが自然の中で生き、生かされている。
自分たちも、音も共存して生きていることを思い知らされる。
そんな風に語っていらっしゃいました。
琵琶、習おうかなーw
調べると演奏会も各地で行われている模様。
習うまでじゃなくても、一度、この体でその音を体験したくなりました。
近く、演奏会に行ってみます!!
琵琶やったことあるよーという生徒さん、話聞かせてください!