他者との違いを容認するためには?
先日、ヨガインストラクター同士でレッスンの様子について話をしていました。
私も、仲間のインストラクターも同じようなことを感じていました。
それは、『ポーズにおいて、生徒さんが周りの生徒さんと比べることがある』ということ。
例えば。。。
『みなさん、体が柔らかいのに、私は硬くて。。。』
『私だけバランスのポーズがかっこよくできない。。。』
と、無意識のうちに他者と自分を比較している方が少なくないのです。
これを読んでくださっている方も、ついつい他者と自分を比較することってあるのではないでしょうか?
そもそも、皆さん。
両手のひらをそれぞれ見てみてください。
どうですか?
同じ指紋ではないし、指の長さも微妙に違うでしょ?
自分の体さえ、左右差があることに気付けますよね。
人の体は左右差があって当たり前なのです。
まずは、自分の体の左右差を認めてみましょう。
そうすると、他者との違いも容認できていくことにつながっていくと思います。
もしも、ヨガ中に左右差をどうしても無くしたいと思ったら、心地よさの左右差をなくすことを意識してみましょう。
伸ばす感覚や縮ませる感覚の左右差をなくしていくことは陰と陽のバランスを整えることにつながります。
ヨガでは、自分の内側に意識を向けて、自分の内側へ広がりを感じていきます。
他者ではなく、自己。
レッスン中でも、そうでなくても自分の内側への意識を忘れないようにしましょう。