腰痛が辛いあなたに
みなさん、こんにちは!!
山梨県昭和町にあるヨガ教室yogaschoolTSUNAGU代表インストラクターの手塚えりかです。
今回のコラムのテーマは『腰痛』です!!!
生徒さんの中にも腰痛がきっかけでヨガレッスンに通ってきてくださる方もたくさんいます。
何を隠そう、この私も過去にぎっくり腰の経験があります。
まだ20代の頃、ある試験の日、洗面所でくしゃみをしたら動けなくなりましたww
まさにマンガのようなぎっくり腰。
ところで。。。
『ぎっくり腰』のぎっくりって、びっくりが訛ったものらしいですよ!!!
そんなことはどっちでもいいんですw
腰痛と一言で言っても原因は様々です。
腰椎に問題があって起こる腰痛もあれば、腰回りの筋肉や靭帯に問題があって起こる腰痛もあります。
大概、ズッキーーーン!!みたいな痛みは腰椎や椎間板に問題があることが多いです。もしくは、仙腸関節障害ということも考えられます。
整体師の観点からでも、ご本人は腰だと思っていたところが、仙腸関節だったり、お尻だったり、背中だったりする場合はとても多いです。
慢性的に腰が重い、腰が硬いと感じる方は運動不足や筋力の低下などが考えられます。もちろん、姿勢が悪くても鈍痛は起こります。
多くの腰痛は、生活習慣の見直しや運動によって改善が期待できます。
もちろん、毎日、姿勢を意識したり、普段やっていない行動を意識するのは本当に大変です。でも、治したかったらやるしかないんですよね。
私も腰痛になった当時、絶対に治したくて、本当に毎日意識しました。
特に私の場合は、側弯症があるので、普段から気をつけないと腰に負担がかかってしまうので、要注意なのですけどね。。。
では、どんな事に普段気をつければいいのでしょうか?
背骨は横から見ると、軽いS字カーブになっています。
それはなぜか??
例えば、背骨から腰椎にかけて真っ直ぐであった場合、一番下の腰椎に上半身の重さが集中してしまいます。
背骨がS字になっていることで、上半身の重さを少しずつ分散しているのです。
うまいこと出来てますよね!!
そもそも、骨を支えているのは筋肉です。
姿勢が悪く、腰のカーブがなくなるような大勢でいると、そのように筋肉が出来てきます。悪い姿勢を作るような筋肉の方が発達してしまうのです。その結果、背骨のカーブがなくなり、各腰椎に負担がかかり、ヘルニアなどの腰痛を引き起こしてしまうのです。自分の体を作っているのは、自分自身なんですよね。
日頃の姿勢維持や運動が、健康を生んでいます。
左の女性のイラストでは、左側が理想な立ち姿勢、右側が良くやりがちな悪い姿勢となります。
このような悪い姿勢になると、お腹周りにお肉が付きやすくなるのと、猫背による内臓への圧迫、膝への負担など、腰以外にも悪影響が出てしまいます。
だから、姿勢が悪いってほんっとに良くないんです!!
この姿勢を正すには、インナーマッスルの強化や日頃の立ち姿勢、座り姿勢を正す必要があります。
でも、私は、姿勢については、まずトレーニングするよりも、日頃の意識が一番大事だと思っているので、とにかく、立ってる時も椅子に座っているときも腰を丸めない。お尻にだらっと体重を乗せない。これが出来ないと、トレーニングをやってもなかなか姿勢は改善されません。先ほども書いたように、日頃の体の使い方=そのような筋肉を発達させている、と言うことなんです。
ヨガでは、インナーマッスルを鍛えたり、猫背を改善するポーズがたくさんあります。
ヨガによる腰痛の改善は、多くの研究機関で実証されています。
次回のコラムでは、姿勢を正すポイントや、そのコツについて解説したいと思います!!
このイラストにピンときた方、まずは顔を上げて背筋を伸ばして見ましょう。
姿勢が良くなると見えてくる景色も違ってくるはずです。