第三の場所、あなたにはありますか?
あなたには、第三の場所、サードプレイスはありますか?
この、第三の場所、数年前から話題になりましたね。
アメリカの社会学者レイ・オルデンバーグ氏によって提唱されました。
第一の場所は、自宅。
第二の場所は、職場や学校。
第三の場所は、それ以外の、心地よさや安らぎを得られ、社会的な平等性を感じられる空間です。

なぜ、この第三の場所が話題になったのでしょう??
それは、現代社会において、私たちが本当にくつろげる場所、心から安心できる場所を求めているからかもしれません。
また、核家族化が進み、地域との繋がりが薄れ、SNSでのコミュニケーションが中心となる中で、心のどこかで孤独を感じている人が少なくないことも考えられます。
社会学者であるロバート・パットナム氏は、「孤独なボウリング」という言葉で、社会的なつながりの希薄化を指摘しました。ボウリング場に行っても、みんなでワイワイ楽しむのではなく、一人で黙々とプレーする。そんな状況は、現代社会の縮図なのかもしれません。
人は、人と繋がることで、安心感を得たり、新しい発見があったり、生きがいを感じたりします。
第三の場所は、そんな繋がりを育むための大切な場所です。
私自身、ヨガ教室yogaschoolTSUNAGUを運営する中で、生徒さんにとって、ここが「第三の場所」になれたらいいな、と強く願っています。
ヨガを通して体を動かし、呼吸を整えることは、心身の健康に良い影響を与えます。でも、それだけではありません。
yogaschoolTSUNAGUが、生徒さんの癒しとなり、支えとなり、エネルギーチャージできるような場所になっていたら良いなと思っています。
それぞれみんな違った第三の場所の形があります。
yogaschoolTSUNAGUの生徒さんたちからは「この教室はレッスン後にダラダラしないでパッと来てパッと帰れるのがいいよね」といったお話を聞きます。
何気なく挨拶をする、言葉を交わさずとも一緒にヨガの時間を共有する、それだけでもヨガを通して絆ができることはあると思います。
ライトな関係でいられるからこそ、それが第三の場所という方もいると思います。
逆に毎週同じクラスに通う生徒さん同士が仲良くなって、コミュニケーションをとることがヨガの楽しさを増やしているという方もいます。
ヨガにひたすら集中すること、レッスン後のおしゃべり、イベントでの交流、時には悩み相談…
何気ない時間やyogaschoolTSUNAGUという場所が、生徒さんの心を癒し、明日への活力となることを願っています。
そして、私自身も、生徒さんにとって「第三の場所」でありたい。
ヨガの知識や技術を提供するだけでなく、生徒さんの声に耳を傾け、寄り添い、共に成長できる存在でありたいと思っています。
ヨガを通して、心と体を繋ぎ、人と人とが良い形で繋がり、必要なときは助け合う。
それが、yogaschoolTSUNAGUの目指す未来です。
さあ、あなたもyogaschoolTSUNAGUで、新しい自分と、新しい繋がりを見つけてみませんか?