ヨガインストラクター 小林理恵
はじめまして!!
この度ヨガスクールツナグにて通常レッスン(イシュタヨガ)のクラスを担当させていただくことになりました小林理恵です。どうぞよろしくお願い致します。
私は学生時代スポーツをしていたこともあり、
比較的身体を動かすことは好きな方でした。
しかし社会人となり、デスクワーク中心の業務。
来る日も来る日も残業続きの忙しい職場に配属されました。
その後結婚、出産、子育てと仕事と家庭の両立に
翻弄される慌ただしい毎日を送っていました。
運動不足からか体型の変化が気になりつつも、
自分の身体の為に何かしよう。
…そんな考えすら、後回しにしていました。
しばらくして子育ても一段落。
少し余裕が持てた頃、今ならば!
とそんな思いが湧いてきました。
その時すぐに頭に浮かんだのがヨガでした。
ヨガに対してはそれ以前から興味がありました。
身体を動かすことが出来る、という点もそうですが、
「身体が柔らかくなりそうだな」
「続けられたら身体も引き締まってくるのかな」
「リラックス出来ると聞くけれどどんな感じなんだろう」
そんなイメージや期待を抱きながら
ヨガを始めました。
40代半ばでした。
初めに通ったヨガ教室は、運動量は少ないものの、
身体の歪みに気付けたり、終わったあとに身体がじんわりと
温まるようなそんな感覚が新鮮だったのを覚えています。
しばらく通ううちに、出来ればもう少し身体を動かしてみたい
という思いが出てきました。
仕事や身の回りの環境が変わるタイミングに合わせて
ヨガスクールツナグに通わせていただくことになりました。
初めてお会いした時から、えりか先生はいつも変わらず
明るい笑顔で迎えてくださりました。
レッスン中はもちろん、帰る際も声をかけて見送って下さいます。
お話するといつも感じるのは、通われる生徒さんが安心安全なヨガを通して、
健やかな毎日が送れるように常に勉強されていること。
キャリアを積まれても尚、いつも向上心をお持ちな姿勢の素晴らしさです。
先生のクラスでは、以前通った教室に比べて運動量は多目なものの、
個人のペースを大事にされていました。
呼吸に意識を向け筋肉の柔軟性を高めていき、
深い瞑想状態を体験出来るように身体を動かしていきます。
そんな「ハタヨガ」をベースとしたヨガを体験することで、
より自分の求めていた感覚に出会えたような気持ちになりました。
私は少し前までアパレル関係の仕事に就いておりました。
仕事中はほぼ立ったまま、
重たい荷物を運んだり作業するときは腰をかがめたり、、。
そのせいか腰痛は日常的なものでした。
酷くしてしまうと痛みが強くなり、腰痛ベルトやコルセットを
つけながら仕事をする時もありました。
「こういう仕事だから仕方のないこと、、」
と半ば諦めていたのも事実です。
しかしそんな状態もこちらのクラスに通い始めてから、
少しずつ変化が出てきました。
呼吸ともに強張った身体を
ゆっくりと解くようにストレッチすることで、
ついつい無理をして酷使していた自分の身体に気付いてあげることが出来きました。
自分の身体を労わることや自分で自分の身体をケアしていく意識が芽生え始め、
その大切さに気づいて行きました。
するとあれだけ何度も繰り返していた腰痛も
ほとんど起きなくなりました。
たまに痛みを感じることがあっても回復が早くなっているのを
実感していったのです。
身体の面から、ヨガの素晴らしい恩恵を感じた出来事でした。
そんな中、今春スクールにてインストラクター養成講座が
開講されることを知りました。
ヨガによって受けた恩恵からさらにヨガに魅かれていった私。
漠然とではありましたが、機会があればヨガについての勉強をしてみたい、
とどこかで思っていたのかもしれません。
知らない事の多過ぎる身体のこと、
そしてヨガをする上でヨガの哲学というものにも触れてみたい、
そんな気持ちを抱きました。
でもインストラクターとなると自分にはハードルが高過ぎる。
やり切れる自信も無く、チャレンジする勇気がなかなか持てませんでした。
そんな気持ちを正直に先生に相談すると、
普段のレッスンに通う私を見て下さっていた上で
「正しいヨガを学びたい、伝えたいという気持ちがあれば大丈夫!」
と背中を押して下さいました。
養成講座での学びは全てが新鮮でした。
実際講座に通い始めてからの私は身体のことについてはもちろん、
ヨガの哲学に触れることでヨガに対する意識や姿勢もまたさらに変化していきました。
例えばポーズをとることにしても、
身体を動かすことに慣れ、前よりも柔軟性が高まっていきました。
かといって、
「もっと出来るのではないか」と必要以上に身体に
無理をさせてポーズをとってみると、
出来ない自分にガッカリしたり。
まだまだ様々ことに執着しながら
ヨガを行なっている自分に気づかされました。
そんな気持ちを少しずつ手放し、
その日その時の自分と向き合うことでより自分に集中していく、、。
不必要なこだわりや固定観念から心が惑わされず、
ただそこに存在するあるがままの自分を受け入れて認めていく。
そんな気持ちが少しずつ持てるようになっていきました。
約4ヶ月の学びによって、
知らなかったことを知る楽しさや喜びを感じました。
思い込みや誤解による間違った知識に気付くことができました。
時には、課題に取り組むしんどさや試験に向けての不安や緊張を
仲間と共有し励まし合って乗り越えていく、
そんな素晴らしい経験をすることが出来ました。
心の面からもまたヨガから素晴らしい恩恵を受けたのです。
インストラクターの資格を取得出来たとは言え、
ヨガの素晴らしさをお伝えするにはまだまだ経験は浅く、
未熟な私であることは自覚しております。
皆さまの大切なお時間、大切なお金を頂戴してクラスに参加していただくことに
対して感謝の気持ちを忘れず、
全力でお手伝いさせていただきます。
そして、
ヨガを通して「心地の良い充実した時間」を過ごしていただきながら
さらに心身ともに健やかな毎日を送っていただける人達を増やし
続けていきたいと思っております。
どうぞ宜しくお願い致します。