空海を訪ねて ー高野山の旅
2016年11月、いつか会いに行きたいと思っていた空海に会いに、ついに高野山へ!!
なぜ空海に会いたかったかというと、空海はヨガと切っても切れない方だから。
今やインターネットでも気軽に購入できる、ヨガのバイブル『ヨーガスートラ』。
この本の中にはヨガ哲学やヨガの目指す境地やそこに至るまでの実践方法などが書かれています。その昔、この『ヨーガスートラ』はみんながどうにかして手に入れたい経典の一つでした。その経典を求めて命がけで唐に渡ったのが、空海でした。
空海がいなかったら、ヨガインストラクターとしての今の私は存在しなかったかもしれないと思っています。
だから、どうしても会いに行きたかった。そしてありがとうを伝えたかった。
そんなお礼参りの旅でした。
2泊3日の旅。だいぶ弾丸。
私の悪い癖が炸裂したスケジュールでしたw
9時頃羽田から伊丹空港へ。
レンタカーを借りてまずは姫路城へ。
世界遺産大好きな私は、関西に行くなら姫路城は譲れませんでした。
敵から身を守るためのたくさんの仕掛けんわくわくしながら、天守閣へ。
火縄銃のセットできる仕掛けや忍者の隠れ扉。
広い炊事場や急な階段。でれもとても魅力的で歴史に思いを馳せる貴重な時間でした。
その後神戸に宿泊。
翌朝、神戸といえばパンということでネットで見つけたサ・マーシュへ。
https://tabelog.com/hyogo/A2801/A280101/28027356/
フレンチトーストやパウンドケーキ、栗のパンどれもとても美味しかったです。
その後、ここも行ってみたかったスターバックス神戸北野異人館店。
外観もだけど、お店の内装もノスタルジックでおしゃれでした。
そのままレンタカーで、いざ高野山へ!!
細い山道のアップダウンを繰り返して金剛峯寺に到着。
観光客の方々で賑わっていました。
ただ、思っていたよりもずっとずっと寒い。
極寒。午後の3時の気温は4℃。
まずは金剛峯寺本坊と新別殿へ。
どこでもやっちゃうヨガポーズでの撮影会。もちろん金剛峯寺本坊前でもw
撮影してはいけないところがたくさんあって写真で紹介できないのが残念ですが。。。
本坊の中で、唯一撮影許可があったのがこちらの写真。
真ん中に描かれているのが、空海です。
初めて間近で見る高野山の曼荼羅に心奪われて、しばらくそこを動くことができませんでした。そして色の使い方もなんだかオシャレで、空海の数々の粋な伝説もなんだか納得するそんな場所でした。
そしてここもすごく楽しみだった壇上伽藍(だんじょうがらん)
中には立体曼荼羅があります。
その迫力に心が飲み込まれるようなとても不思議な空間でした。
もう、中すごいんです。みせたい。みて欲しい。そんな内部でしたw
この日は高野山にある宿坊『福智院』へ宿泊しました。
美味しい精進料理と天然温泉が楽しめる宿坊です。写経体験をできます。
高野山2日目。
いよいよ空海が今もそこに生きているとされる奥の院 弘法大師御廟へ。
ここは、『この世に人が生き、すべての人の苦しみが終わらない限り、空海自身の願いも終わらない』との思いから62歳の時に入定(一切の食を取らず、自我を解き放ち精神世界へと至るために肉体だけを現世に残すこと)した場所。
神聖なその場所で私は何度もお礼を伝えて帰路につきました。
奥の院は特に神聖な場所とされていて、写真が撮れる場所もごくわずかなために、ここも写真で説明できず・・
ちなみに、空海は宗派を超えてすべての人の幸せを願いました。そのために、真言宗のお寺であるにも関わらず、浄土真宗の開祖である親鸞や、徳川家や武田信玄、春日局、様々な人の慰霊碑やお墓があります。
有名人のお墓や慰霊碑を探すのも楽しかったです。
私自身もヨガの恩恵を日々感じていますが、日頃レッスンへ参加してくださる生徒さんからも、ヨガの恩恵のお話を聞くと本当に嬉しくなります。
真言宗だけじゃなくて、ヨガによって人々がさらに生き生きと輝けることを空海も喜んでいる、そんな気がしました。
次こそは、もっとディープな高野山をもっとゆっくり楽しみたいと思います!!!
皆さんも、ぜひぜひぜひぜひ!!!
高野山金剛峯寺HP
http://www.koyasan.or.jp