ぜひ聞いてほしい!昨日のレッスンでご紹介した音声です
昨日のレッスンでご紹介した、TBSラジオのニュース番組「荻上チキ・Session」の70年ほど前のラジオ音声についてぜひ、みんなに聞いてもらいたいと思ったので、下にリンクを貼りました!!
私はこのラジオの、非常に貴重なアーカイブ音声を聴き、深く感動しました。
それは1953年、戦後の日本を揺るがした「日章丸事件」に関わる人々の、当時の生の歌声や息遣いでした。

命をかけて石油を運んだ「日章丸」の物語
20世紀前半、イランの石油資源はイギリスの強い支配下にありました。自国の資源を取り戻そうと「石油国有化」を宣言したイランに対し、イギリスは海軍を派遣して海域を封鎖。一触即発の緊張状態が続いていました。
そんな中、戦後復興のために石油を必要としていた日本の一企業、出光興産が動きます。大型タンカー「日章丸」を極秘裏に派遣し、イギリス海軍の監視網を潜り抜けてイランから直接石油を買い付け、無事に日本へ持ち帰ることに成功したのです。
当時のラジオ音源には、出光興産の創業者・出光佐三氏の力強い肉声が残されていました。
「私は金儲けのためにやったのではない。日本がこの絶好の機会を逸してはいけない。あせらなくていい。今年来年の話でなく、将来永久に日本の間接的な油田になればそれでいいんだ」
「自利利他」が生み出す圧倒的なエネルギー
この音声を聴いて、私は魂が揺さぶられるような衝撃を受けました。 一企業の社長が、単なる自社の利益のためではなく「日本のために、社会のために」と、文字通り命をかけて行動していた。その情熱と体温が、数十年経った今もなお、スピーカー越しに伝わってきたからです。
仏教には「自利利他(じりりた)」という教えがあります。
自分のためだけでなく、誰かのために、社会のために動こうとするとき、私たちの内側からは、一人では決して生み出せないような強大なエネルギーが湧き上がってきます。
出光興産が今もなお、誰もが知る企業として第一線で残っている理由は、この「誰かのために」という純粋な志があったからこそではないでしょうか。
最近のメディアで目や耳にするもの
最近のメディアでは、ここまで臨場感のある個人の熱い想いに触れる機会が少なくなったように感じます。
しかし、この貴重な音源からは、当時の人々の覚悟と誠実さが真っ直ぐに伝わってきます。
忖度とかコンプライアンスとか、ガチガチに固められた枠の中でしか放送されない番組からは、なかなか人と人の生み出す臨場感は伝わってくないものです。
久しぶりに体温や情景が伝わる音声でした。
とても聞けて良かった!
ぜひ、当時の人々の熱い想いを、皆さんも直接耳で感じてみてください。
▼ ぜひ聴いてほしい、当時の貴重なアーカイブ音声はこちら [【TBSラジオアーカイブで探る】「イランと石油の歴史」~19... - 荻上チキ・Session~発信型ニュース・プロジェクト - Apple Podcast]
【ヨガインストラクター 手塚えりか】 整体師歴22年、ヨガインストラクター歴18年。ヨガが好きすぎてインド哲学を学ぶため高野山大学大学院(密教学専攻)修士号取得。ファンクショナルローラーピラティスベーシックインストラクター、マタニティヨガ、アスリートヨガ指導、瞑想指導者資格保有。年間延べ9000人ほどの生徒を指導。 山梨県昭和町 yogaschoolTSUNAGU: https://tsunagu-yoga.com/