9月13日チャリティヨガクラスについて
9月だっていうのに、暑い!!湿度高い!!それでも日が短くなり、秋の虫の鳴き声が聞こえるようになって、本当に秋がくるんだなーと感じる瞬間も増えましたね。
季節の移ろいや、道端に咲く小さな花、美味しい旬の食材(サンマが楽しみw)。こうした日々のささやかな恵みに気づき、感謝する心も、ヨガが育んでくれる大切な感覚の一つです。
整体師として22年、ヨガインストラクターとして18年、本当に多くの方の身体と心に触れさせていただく中で、私自身の学びも深まってきました。
特に今年、高野山大学大学院での学びを通して探求を続けてきたヨガ哲学や仏教の智慧は、私たちの生き方そのものに深く関わる教えに満ちています。

その中でも、ヨガの基本的な教えの一つに「アヒムサ(Ahimsa)」という言葉があります。これは「非暴力・不殺生」と訳され、多くの人が「他者を傷つけない」という意味で理解しています。もちろんそれは正しいのですが、アヒムサの教えは、もっと広く深い意味を持っています。
その対象は、他者だけでなく、自分自身も含まれます。そして、動物や植物、さらには私たちが生きるこの地球環境、自然そのものにも向けられるべきものなのです。自分の心や体に無理をさせないこと、言葉で誰かを傷つけないこと、そして私たちの生活が、知らず知らずのうちに自然環境を損なうことのないよう、思いを巡らせること。そのすべてがアヒムサの実践と言えます。
私たちは日々、たくさんのものを消費して生きています。着るもの、食べるもの、使うもの。その一つ一つがどこから来て、どのように作られ、最後はどこへ行くのか。その全貌を把握することは難しいかもしれません。しかし、ヨガの練習を通して自分の内なる感覚が研ぎ澄まされてくると、自分と自分以外のものとの繋がりを、より繊細に感じられるようになります。
自分の呼吸が、大気と繋がっていること。
自分の体が、食べたものでできていること。
そして、私たちの存在そのものが、この大きな自然の循環の一部であること。
その繋がりを実感した時、私たちは自然と、この美しい地球を大切にしたいという気持ちが湧き上がってくるのではないでしょうか。それは誰かに強制されるものではなく、内側から生まれる自然な愛情や感謝の念です。
そのような思いを具体的な行動に移すきっかけとして、この度yogaschoolTSUNAGUでは、チャリティヨガクラスを開催することにいたしました。

自然と繋がるチャリティヨガクラス
今回のレッスンを担当してくれるのは、武井尋美(たけい ひろみ)先生です。
彼女は、yogaschoolTSUNAGUのインストラクター養成講座を卒業したばかりの、フレッシュでエネルギーに満ちた新しい指導者です。
クラスの内容は、初心者の方から経験者の方まで、どなたでも安心してご参加いただける、心と体を優しくほぐすヨガを予定しています。
ヨガをやって心地よい感覚を養う、それが自然界の良い循環につながる。
現代にこそ必要な循環だと感じています。
ぜひぜひ!皆様のご参加を、心よりお待ちしております。
チャリティヨガは今後も不定期で続けていきたいと思っています。