自分のストレスと折り合いをつける
コロナ禍が過ぎ、まるでずっとずっと前のことだったよう感じもするし、なんなら忘れ始めてる気もします。
以前、コラムに書いた
「富士見支援学校」でのヨガ体験イベント、今年もお呼びいただき講師を務めさせていただきました。
もう8年目でした。
コロナ前と比べて、参加する子どもたちとの距離感や空気感が去年あたりから変わってきた気がしてます。
距離を取るように指導されたこと
あまり話をしないように指導されたこと
マスクを強いられたこと
コロナ禍特有のストレスが今となって心の距離感を作ってしまったんじゃないかと感じています。
そんな話をスタジオでクラスの前に話したらある生徒さんがこんなことをお話してくださいました。
そう、あの頃は大人だってすごく辛かったし、すごくストレスを感じていましたよね。
県外ナンバーの人はわざわざ「山梨に住んでいます」っていうステッカーを車に貼っていたり、マスクを忘れてお店に入るとジロジロ見られたり。。。
本当にみんな感じなくていいはずのストレスを感じた日々だったと思います。
みんなあの時に感じたストレスはちゃんと手放して、今に至っているでしょうか?
新しい毎日がどんどんやってきて、思い返す間もない日々という方もたくさんいるのでは??
さらにクラスでこんな風な話をしたレッスンの後、またさっきとは違う生徒さんが帰りがけにこんな風におっしゃいました。
私は、この『折り合い』という言葉が妙にしっくりきて、
あーなるほど、起きたことはなかったことにはできないから、きちんと折り合いが付けられれば前に進めるんだなと強く納得したのです!!
"自分の心と折り合いをつける"
日々に起きるたくさんのことに、流されたり見て見ぬふりをするのではなく、きちんと折り合いをつけて前を向いて過ごしていけたらいいなと思いました。
生徒さんに宝物のような言葉をいただきました。
ありがとうございました。
直接生徒さん同士がこういうことを話し合うわけじゃないけど、こうやって言葉がつながって、豊かな言葉のシェアができるってとても素敵なことですよね。