初めてのヨガ、体が驚くほど軽くなった!!冷えの改善を感じて
先日、初めて教室に参加された50代の生徒さんが、感想をお話してくださいました。
体調の改善があったとのご報告、私も本当にうれしいです!!
さてさて、12月に入り、ますます冷えて冬本番になってきました。
手足の冷えによって睡眠が浅くなっていたり、寝付けないなんてことありません
か?

睡眠と手足の冷えの関係とは?
私たちの脳の温度(脳温)は一日の中で1℃ほど変動します。
脳温がもっとも高くなるのは、寝つく時間の2時間ほど前。就寝前に脳温が低下し始め、睡眠中に降下を続け、明け方に一番低い温度になります。
この夜間の脳温の低下と睡眠(特に深いノンレム睡眠)との間には深い関係があります。
何らかの原因で脳温がうまく低下しないと、寝つきが悪い、深い睡眠の減少などといった不調があらわれやすい。
では、脳温が低下できなくなる原因とはなんでしょう?
もっとも多いのが、手足の血行不全といわれています。
体内には熱を産生する機能(代謝や筋肉の収縮)はありますが、冷蔵庫のように体を冷やす機能はありません。
そのため脳温を低下させるには、体の表面から熱を逃がすしかありません。特に手足の皮膚がラジエーターのように働きます。
就寝時刻の数時間前から手のひらや足底などの皮膚表面を走る毛細血管が拡張して、血流が増加します。
体の深部から流れ込んだ温かい血液が、皮膚表面を流れる際に熱が奪われます(これが放熱)。
就寝前に放熱がスムーズに行われることで急速に脳温が低下して、寝つきを良くするのです。
手足の血行が悪くなっていると、放熱がうまくいかず、夜間に脳温が高止まりして睡眠の質を低下させてしまうことがあります。
質の良い睡眠のためにも、体を動かして、手足の血行を促しましょう。
また、ストレスなどがあることで、体の筋肉が硬くなり、血流に影響します。
心が疲れを感じた時は、積極的にリラックスをすることも意識してみましょう。

年末年始、バタバタと慌ただしい日々が続いたり、忘年会や大掃除、いつもより体を酷使してしまうこともあるかと思います。
でも、一年の最後に、一番ねぎらうべきご自分自身に安らぎと穏やかな時間をプレゼントしてあげてくださいね。
そのためにも、よく眠る、この時間をきちんと作るために、ヨガなどの軽い運動や温泉や、ストレス解消になるようなことを心掛けてみましょう!!