頑張りたいのと頑張らなくちゃは違うという話
長年通ってくださっている生徒さんがこんなお話をしてくださいました。
頑張らなくちゃいけないと思っているのと、頑張りたいと思っているのは違うんですよね。
頑張らなくちゃと思っているとき、だんだん頑張ることが目的になってしまうことがあります。
頑張りたいと思っているときは、目標を達成するために頑張ることがエネルギーに変わります。
がんばることに執着してました
この生徒さんは、がんばりすぎることに執着していたんだと気付けたとおっしゃっていました。
人は、多くのことに執着して生きています。
自分では気づかない執着もたくさんあります。
例えば、レッスン中にもそんな執着は顔を出します。
本来、自分の心や呼吸、体の感覚すべてに意識をとどめるのがポーズ(アーサナ)です。
□ねじりのポーズ中に、ねじることに執着している
□周りと比べて自分の柔軟性に執着する
□前屈することに執着してしまい、体の安定を疎かにしてしまう
クラスでは、こういった様子をよく目にします。
がんばることは悪いことじゃない。
でも、がんばりすぎて心を置き去りにしたり、楽しいという気持ちをなくしたりするのは違いますよね。
楽しくがんばれる、これが一番大事。
だから、yogaschoolTSUNAGUでは、生徒さんに『無理しないで』という声掛けを何度もします。
肩に力が入っていたり、歯をくしばったり。
ヨガのポーズは、快適で安定しているのが正解です。
一生懸命になりすぎず、気軽にヨガを楽しんでもらいたいです。
正しくヨガを伝えながら、『安心、安全なクラス』をこれからも提供していきます。