適職か天職か
長く通ってくださっている生徒さんとのお話。
その生徒さんは、長らくお母様の介護をされていたそうです。
色々な理由からお母様が施設に入ることになったとご報告くださったときに、
「今までは、介護や家事や色んな状況に対して適した仕事、つまり適職をしてきました。でもこれからは、やりたいことや天職を見つけたいと思ってます。」
そうおっしゃっていました。
私はその言葉がすごく印象的でした。
なんてパワーのある、元気が出る言葉なのだろう。。。
そう感じました。
たぶんそれは、その生徒さんが色んなことを我慢したり、努力したり、その上で今ご自身に愛を持って未来に希望を持って出た言葉だからなんだと思うのです。
ご家族の介護、本当に大変なことだと思います。
例え、束の間、自分のための時間を過ごしたとしても、心や頭の隅には常に介護のことを抱えているし、介護以外の日常のことは当たり前にふりかかるし。
たくさん我慢したり、たくさんお母さまのために尽くされましたよね。
そんな中で時間を作ってヨガを通してご自分のケアをされていた生徒さん。
自分の健康を保つために、自分をケアすることは、家族への愛へつながりますよね。
そのケアにyogaschoolTSUNAGUがお役に立てていられたら本当にうれしいです。
適職ではなく、天職。
長い人生、働く時間も膨大です。
自分のために笑顔で働ける、天職が見つかることを願っています。
これからも、豊かな時間を応援できるヨガスクールでありたいと思っています。
そのために、私自身が豊かな時間を重ねられるように丁寧に暮らしたいです。
でも、私はすでに生徒のみなさんに豊かな時間をいただいています。
いつも素敵な笑顔や、ヨガに向き合う素晴らしいエネルギーをありがとうございます。