朝と夜のレッスンについて
朝行うヨガと夜行うヨガ、当スクールでは少しだけ行うポーズを変えています。
なぜなら、ポーズ一つ一つにそれぞれ期待できる効果が違うから。
当スクールでは毎月テーマを設けてレッスンを行っているため、朝と夜で重複するポーズもしばしばありますが、深い眠りにつく前に行ってほしいポーズはできるだけ夜のレッスンで行うようにしたり、胸を開いて気分を前向きにすると言われるポーズは朝のレッスン内で多めに行ったりしています。
私としては、現代の人がヨガを生活に用いるなら、生活の中でヨガをより効果的に活用しなくてもったいないと思っているので(笑)朝は体を目覚めさせ、一日を爽快に過ごすため、夜は一日の疲れを癒し、その日の自分をねぎらうためのレッスンを心がけています。
体を目覚めさせるポーズ、眠りにつきやすくするポーズをご紹介します。
ねじられた三角のポーズ
サンスクリット語で、パリブリッタトリコナーサナといいます。
特に脚力の強化やインナーマッスルの強化が期待できるポーズですが、朝行うことでさらに期待したい効果として、内臓の活性化があげられます。朝、内臓を活性化して、便秘の解消やその日1日の消化を助けるために行いましょう。
*低血圧、片頭痛、背骨に故障のある方は控えましょう。
鋤のポーズ
サンスクリット語で、ハラーサナといいます。
背中の疲れを癒し、脳を休めると言われているポーズです。私も背中に疲れを感じたときは寝る前に行います。頭痛や不妊症にも効果的とも言われていますが、ヨガを始めたばかりで、クラスでこのポーズを行ったことのない方は、インストラクターの指導のもと行うようにしましょう。
*高血圧の方、下痢や生理中、頚椎に故障がある方は控えましょう。
どちらのポーズも、まずは関節の軽いウォームアップを行ってからポーズを作っていきましょう。体調の悪い時は、ご自分の体と相談しながらポーズを行います。また、必ず無理はしないように気をつけましょう。
もちろん、呼吸は必ず止めないように!!!