「ヨガは体に良いはずなのに、なぜかどこかが痛い」
そんな違和感を抱えながら、ヨガの練習を続けていませんか??
私は、ヨガのインストラクターでありながら、ヨガによって体を痛めてしまった仲間を数多く見てきました。
同時にインド哲学を学んだ修士として、現代の指導現場から「解剖学的根拠」と「ヨーガ哲学(非暴力)」が抜け落ちていることにとても残念な気持ちを抱えています。
そもそも、私もヨガインストラクターの資格を学んだ時、哲学も解剖学も短い時間しかカリキュラムが組まれていませんでした。
他のインストラクターはどんなレッスンを行う?
学びのために、様々な場所でいろんな先生のクラスを受けるようにしていますが、ケガのリスクや、呼吸や瞑想の意義を生徒さんたちに伝えられているクラスはあまり多くないのが現状だと思います。
これは、日本だけに限らずです。
オーストラリアのヨガ教室へ行ったとき、初心者クラスで逆立ちをしよう!と先生がニコニコして言ったのを聞いて苦笑いしかなかった。w

なぜ、単なるストレッチや運動ではなく”ヨーガ”なのか?
それをきちんと伝えられることがヨガを指導する者に最低限必要な知識だと思います。
来年開催する養成講座を前に、私が最も大切にしている「安心安全な正しいヨガ」を行うための知識を、5つの部位に分けて徹底解説します。
(もちろんケガをさせないためにはこれだけじゃない!!)
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第1回:【膝】 戦士のポーズⅡに潜む、解剖学的根拠なき指導の罠
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第2回:【手首】 ダウンドッグが手首の寿命を縮める?「痛い」は体の拒絶反応
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第3回:【腰】 後屈ポーズで腰椎を潰さない。反るのではなく「伸ばす」技術
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第4回:【肩】 「胸を開いて」の言葉が肩を壊す。インピンジメントの恐怖
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第5回:【首】 首は命の通り道。逆転のポーズに潜む「麻痺」のリスク
これらの解剖学的知識が頭の中にあっても、生徒さんの動きや身体的な特性を観て理解できないと意味がありません。
インストラクター養成講座では、指導者として生徒さんにケガをさせない知識をきっちりと学べるようにカリキュラムを組んでいます。
私の使命は、「ヨガで笑顔を増やすこと」です。
私が学んできたヨーガ哲学、解剖学、指導経験を伝えることで、ヨガを楽しむすべての人に貢献できますように。
【ヨガインストラクター 手塚えりか】 整体師歴22年、ヨガインストラクター歴18年。ヨガが好きすぎてインド哲学を学ぶため高野山大学大学院(密教学専攻)修士号取得。マタニティヨガ、アスリートヨガ指導、瞑想指導者資格保有。年間延べ9000人ほどの生徒を指導。 山梨県昭和町 yogaschoolTSUNAGU: https://tsunagu-yoga.com/