色んな徳の積み方があるけど、もっとも簡単なのは?
大谷翔平さんが活躍するようになってから、彼の活躍の様子や強運を手に入れている様子から、善い行いについて各メディアが取り上げるのを目にした時期がありましたね。
ゴミを拾うとか、乱闘シーンが起きそうになってもそれを収めるとか、周りに対して気遣う様子とか・・・
インドの思想では、これを業といいます。
業とはカルマのこと。
善い行いの結果として、自分に善い出来事が訪れると。
ゴミを拾う、人に道を譲る、困っている人がいたら手を貸す。。。色んな良い行いがありますね。
業のために、もしくは悟りを得るために行う良い行為を「徳を積む」といった言い方をします。
徳を積むとは、単に良い人であるというだけでなく、精神的な成長や幸福、あるいは来世のより良い状態へと繋がる行為であるという、より深い意味合いを含んでいます。
様々な文脈や思想で使われますが、特に仏教や儒教、道徳教育の分野で重視される概念です。
家と職場の往復で、徳を積む時間なんてないよとか、ゴミの落ちているところ通ってないよ、とかそんな方、朗報です!!
実は、最も身近で最も簡単にできる徳というのがあるのです!
それは「笑顔」という徳。

大乗仏教の悟りへ向かうためのプロセスの中に、布施という徳があります。
この布施には単にお金を寄付するといった概念だけでなく、優しい言葉をかけたり、他者に奉仕したりという教えもあるのですが、その中に、顔施という教えがあります。
顔施とは、柔和な顔つきで人に接すること。笑顔で相手に接することそのものが布施の一種であるとされています。
この「顔施」であれば、私たちはどんな状況でも、今すぐに実践することができますね!
車の中、職場、買い物中、そして家族や友人との間でも、柔らかな笑顔を向けるだけで、立派な徳を積むことができます。
笑顔は人に伝染すると聞いたことがあります。
きっとあなたの笑顔が、周りの人たちの心を温かく照らして、ポジティブな循環を生み出すはず。
毎日が心豊かに、ラッキーもハッピーも訪れるように笑顔を実践しましょう!