【企画者の想い】前回の参加者の声から生まれた、確かな手応えと新たな確信
「本当に生徒さんの心と身体に届くリトリートをつくりたい」——そんな一心で試行錯誤を重ねながら開催した、第一回目の高野山リトリート。
旅を終え、ご参加くださった皆様からアンケートや温かいご感想をいただいたとき、主催者として何より嬉しく、胸が熱くなるような出来事がありました。
それは、高野山の聖地で密教の智恵に触れ、共にヨガの呼吸を重ねるうちに、「自分自身を整えること(自利)」から自然と「他者のために何ができるか(利他)」を考えるような変化が、参加者の皆様の中に優しく芽生えていたことでした。
日常の喧騒から離れ、自分の内側と丁寧に向き合ったからこそ訪れた、自然な心の深まり。誰かに強制されるのではなく、皆様の心の中からあふれ出たその温かい想いに接したとき、「このリトリートを開催して本当に良かった」と心から感じました。
また、「個人旅行では絶対に味わえない、特別で濃厚な体験だった」と多くの方に喜んでいただけたことも、大きな励みとなりました。
高野山大学という歴史ある学びの場での講義やヨガ、宿坊での静謐な時間、そしてお大師様の息吹を感じる奥の院参拝……。単なる観光や形だけのヨガ旅ではなく、聖地の本質に触れるプログラムだからこそ手渡せる「一生モノの体験」を、しっかりとお届けできたという確信を得ることができました。
そして何より、1200年以上の時を超えて受け継がれてきた「密教」という、日本が世界に誇る素晴らしく深い教えを、ヨガを通して皆様にお伝えできたこと。これは私にとって大きな喜びであり、日本人として、そしてヨガを伝える者として誇りに感じていることでもあります。
遠い異国の哲学だけでなく、私たちが暮らす日本の地に、これほどまでに美しく、生きる道標となる智恵が存在している。そのことを知るだけで、私たちの足元はふっと力強く整います。
「まずは自分の人生を心から楽しみ、生かされている命を愛おしく感じること。」 「そして、満たされたその温かな心で、周りの人や社会に優しい眼差しを向けていくこと。」
今回の秋の高野山リトリートでも、前回皆様からいただいた大きな手応えと学びを胸に、さらに深まった特別な時間をご用意してお待ちしております。
個人では決して出会えない奥深い高野山の姿と、日本が誇る素晴らしい教えに触れる旅。皆様とこの誇らしく温かい時間を分かち合えますことを、心より楽しみにしています。