14歳で「側弯症」と診断された私が、今伝えたいこと
「背骨が曲がっていますね」。
中学2年生、14歳の私が整形外科の診察室で告げられたその言葉は、まるで自分の存在そのものに「バツ」をつけられたような衝撃でした。
特発性側弯症。
原因は分からず、ただ背骨がS字に歪んでいく。
多感な時期だった私にとって、それは鏡を見るたびに突きつけられる「自分は普通ではない」という劣等感の象徴となりました。

背骨に対してのコンプレックス
それ以来、私は自分の身体をどこか「欠陥品」のように扱い、厳しく監視するようになりました。歪みを隠すために服を選び、無理に背筋を伸ばし、身体が発する悲鳴を無視して「間違った正しさ」を追い求めました。
しかし、17年の指導経験と最新の側弯症の知見、そして「フィットネス側弯トレーナー」としての学びを経て、今の私は確信を持って伝えたいことがあります。
側弯症は、単に「気にしなくていいもの」ではありません。かといって「治らないから諦めるもの」でもありません。
現在の医療現場では??
日本の医療の現場では、側弯の角度(コブ角)が25度未満であれば「経過観察」となり、装具や手術の必要がない限り、具体的な運動指導が行われることは稀です。しかし、医学的には緊急性が低くても、 体の不調や見た目にコンプレックスを感じている方が多いのも事実。
ヨーロッパでは側弯症の患者に向けて医学的に積極的にトレーニングを行っています。
そういったことから、日本は側弯症の改善に対して情報も遅れていると言えると思います。
私が今年から「フィットネス側弯トレーナー」として活動を広げていく理由は、まさにここにあります。
側弯症をお持ちの方にとって、適切な「背骨のトレーニング」は不可欠です。なぜなら、側弯変形は、放っておけば重力の影響を受けて悪化のリスクを孕んでいるからです 。私たちが目指すべきは、単なる柔軟性ではなく、重力に抗って背骨を正しく支える「抗重力伸展活動(エロンゲーション)」を身につけることです 。
このことを知り、側弯トレーニングを受けると、私の身体の感覚もずいぶん変わりました!!
身体の凹側を広げ、凸側を締めるように意識的に動かし、体幹の安定性を高めること 。これらは、医学的な「治療」ではなく、フィットネスの範疇で行える、日常生活の質を高めるための大切な「生活指導」であり「運動指導」です 。
「私の身体はもう曲がっているから仕方ない」と諦める前に、自分の身体の特性を知り、悪化を防ぐためのセルフケアを学んでみませんか?
yogaschoolTSUNAGUでは、医療機関への紹介基準などリスク管理を徹底した上で、フィットネスの視点から一人ひとりの背骨の状態に合わせたトレーニングを提供します 。側弯症という個性を持ちながらも、強く、しなやかに、そして笑顔で毎日を過ごせる身体づくり。
14歳の時に絶望した私だからこそ、今、同じ悩みを持つあなたの力になりたい。背骨を整えることは、あなたの未来を整えることだと信じています。