側弯症の女子高生がヨガインストラクターになるまで
これは前回のコラムの続きです。
中学2年生のときに甲府市立病院で診断を受けて、その後、様々な整体院やマッサージに通いました。
どこかしらに私の背骨を治せる人がいるかもしれない。。。
そんな希望を胸に、本当に色んなところに行きました。
中国式の整体、接骨院、整体院、柔整院、ヒーリング。。。
服を脱いで写真で確認と言われ、下着姿になったこともあったし、或る場所では、力任せの施術でその後の筋肉痛がひどかったり、背中にお経みたいなのを唱えられたこともありましたw
今考えるとぞっとしますが、ある整体院で男性の整体師に下着姿で写真を撮られるとか、大問題ですよね。当時の私にとって、それが治療と言われてしまえば疑わずに従うことしかできませんでした。

そのときは体が楽になった施術もあったけど、結局側弯症そのものが治るということはなかったです。
しかし、大学生になってある方の紹介で訪れた気功整体院での施術は自分の身体がいつも以上に楽になり驚きました。
体のバランスも整っている!!
この感覚に感動した私はこの整体院で学ぶことを決めました。
身体の仕組みを学ぶことは、まるで自分の身体の取扱説明書を読み解いていくようで、知れば知るほど面白く、夢中になりました。大学在学中に資格を取得し、整体師として多くの方々と関わる中で、人の手によるケアの重要性を改めて実感する日々。
大学に通いながら、3年間、この整体院で学び大学卒業とともに資格を取得しました。
整体師として、側弯症の人や、自分自身も悩まされた肩こりや頭痛といった悩みを抱える人の助けになりたい。
そう願って整体師として活動していましたが、ある日気づいてしまったのです。
みんな整体に来てくれた日は楽になるけど、また何度も調子が悪くなってしまう。
根本的な解決になっていないのでは???
施術という「受け身のケア」だけではなく、クライアント自身が主体的に、自分の心身を整えていく「自分自身の力で」という可能性を模索し始めた時期にヨガに出会いました。
ヨガは自分の身体を自分で調整することができる。この、ヨガの教える自力のテクニックをみんなが手に入れた方が、みんなの日常はもっと良くなるはず!!
そう確信し、ヨガのインストラクターになることを決めたのでした。
次のコラムは、ヨガと出会った私のさらなるステップについて書きます!